コミュサプ1day密着レポート ~ある日のコミュサプ開催の様子~
皆さんこんにちは!事務局スタッフのFです。
コミュサプの参加を検討する中で、「どういったことをやるのかイメージがつかない」「雰囲気がわからない」という不安がある方もいらっしゃるかもしれません。
本日はコミュサプへの参加を迷っている方に向けて、ある日のコミュサプ1dayに密着したレポートをお届けします。

1. ある日のコミュサプ1day実施概要
開催場所 | オンライン(zoom) |
---|---|
参加者 | 学生5名、事務局スタッフ2名 |
参加対象 | コミュニケーションに不安や課題を感じている大学生以上の方 |
コミュサプ1dayは現在オンラインで開催しているため、この日の参加者は自宅や通われている大学のオンラインブースから受講される方もいらっしゃいました。
オフィスカジュアルでの参加をお願いしているため、服装はシャツやポロシャツ、ブラウスなどの方がほとんどでした。プログラムではZoomを使用するため、参加者の多くがPCから入室していますが、スマートフォンやタブレット端末からでも参加可能です。
※Word、ExcelなどのOfficeソフトを使用するため、PCでのご参加を推奨しています。
2. コミュサプ参加のきっかけ
※事実をもとに一部再構成しています
- Aさん(学部3年生)
- コミュニケーションに対して漠然とした不安があり、就職活動の準備として参加。
- Bさん(学部4年生)
- これまで休学や留年の経験があり、他者とのコミュニケーションをうまく取れるようになりたいという思いから参加。
- Cさん(学部2年生)
- 今後の学校生活や就活に向け、集団での取り組みの場で自分の話し方や他者とのかかわり方を学びたいという思いから参加。
- Dさん(学部1年生)
- これまでコミュニケーションが原因で学校生活がうまくいかず、コミュサプへの参加を通して自分を変えるきっかけにしたいという思いから参加。
- Eさん(修士2年生)
- コミュニケーションの中でも特に相手にわかりやすく伝えることが苦手で、相手に伝わる話し方を練習したいという思いから参加。
3. プログラムの様子
3-1.オリエンテーション(13:00~13:45)
- 開始5分前:入室開始
プログラム開催5分前の12:55からzoomに入室することができます。
開始時間まではカメラオフで待機いただき、13:00のプログラム開始時にカメラオンにしていただきます。学生の多くは緊張した面持ちで参加されていました。 - 参加方法の案内
事務局スタッフからオンライン講義の受け方やプログラムの時間割等を説明します。
説明の中ではzoomの使い方もお伝えするため、これまでzoomを使ったことがないという方も安心して参加することができます。 - 自己紹介
参加者には、名字と好きな食べ物をひとりずつ話してもらいました。自己紹介が終わると緊張がほぐれ、にこやかな表情を浮かべる方もいらっしゃいました。 - 宣言シートの発表
今日のプログラムに参加した理由・今日1日の目標を宣言シートに記入し、ひとりずつ発表していきます。自分自身がなぜ参加したのかを改めて振り返り、発表しあうことで、この後のプログラムに参加する意識を高めていきます。
3-2.コミュニケーションワーク(13:45~14:25)
「コミュニケーションとは何か?」を講義形式で学んでいくものです。
ワークではお互いの気付きや学びを共有しながら進めていくため、参加者が発言するシーンがあります。自ら挙手をして意見を共有してくださる方もいらっしゃいます。
ワークの振り返りでは、以下のような感想がありました。
- Bさん
- 「普段のコミュニケーションではこれくらいで伝わるだろうという思い込みから、言葉を省略して相手に伝えることがあった。今後はもう少し具体的な発言を意識して話していきたい。」
- Dさん
- 「これまでは気になった点があっても質問できずにいた。わからないと伝えるのも大事な反応だと感じたため、自分から質問することを意識していきたい。」
3-3.ショートディスカッション・総括(14:30~16:30)
- ルール説明
いきなりディスカッションを開始させるのではなく、事務局スタッフからルール説明を行います。
グループディスカッションの概要、今回のディスカッションの流れ、発言するときの心構えを確認します。 - 1題目
進行役はBさん、発表役はCさんに担当いただきました。
最初のディスカッションということもあり、誰から話し始めるのか少し戸惑っている様子も見られましたが、進行役のBさんを中心にアイデア出しをすることができました。
どのように議論を進めていけばよいかわからず沈黙した場面では、事務局スタッフも意見の整理をフォローしながらまとめていきました。 - 2題目
進行役をAさん、発表役をDさんに担当いただきました。
ディスカッションの流れを徐々につかんでいる様子で、他者に促されるよりも前に自分の意見を発言し、わからないことを互いに質問し合う様子がありました。
ディスカッションの途中、BさんとCさんで意見が対立する場面が見られましたが、進行役のAさんが間に入り、お互いの納得できる着地点で、意見をまとめることができました。 - 3題目
進行役をEさん、発表役はAさんに担当いただきました。
事務局スタッフから出題されたお題の捉え方をすり合わせるなど、3題目のお題では事務局スタッフのフォローなく参加者主体で進行し、意見をまとめることができました。
また、これまでのディスカッションでは意見を言うことに躊躇していたDさんも3題目の後半では自信をもって発言する様子が見られました。 - 総括
1日コミュサプに参加しての気づきや学び、自分自身の変化をワークシートに記載・発表します。 「いつもは発言がなかなかできないけれど、今日は積極的に発言することができました」など、振り返りを述べられ、参加者の中にはやり切った表情を浮かべる方もいらっしゃいました。
3-4.個別面談(16:30以降)
おひとり30分程度の所要時間で、事務局スタッフと1対1でプログラムの振り返りを行います。ほかの参加者がいない場かつ採用選考ではないため、体験して感じたことや気づきをリラックスして振り返ることができます。
当日の面談では「思ったよりコミュニケーションに対して不安を持ちすぎなくていいと気付いた」「自分の意見を受け止めてもらえる場だとわかっていれば発言することができた」など前向きに振り返られる方や、この先の進路についての不安を相談される方もいらっしゃいました。
事前に適性検査を受検された方には、適性検査のフィードバックも行います。受検結果を確認しながら、自己理解を深めることができます。

4. 参加者の声
これまでコミュサプのプログラムに参加された方からのご感想をご紹介します。
- 「ディスカッションに不安があったが、初めにコミュニケーションについての説明があったので、実際にどのようにコミュニケーションを取れば良いかイメージしてから取り組むことができました。」
- 「参加前はコミュニケーションに対してネガティブな印象があったが、今日のショートディスカッションの中では自分の意見を言ったり、他の人と合意形成を確認したりと、自分が思ったよりもコミュニケーションをとることができました。」
- 「事務局スタッフから『失敗してもいい』という話があったことで安心してプログラムに臨むことができ、他の参加者とも協力しながらディスカッションの練習ができました。」
5. コミュサプは安心してコミュニケーションの練習・体験ができる場です
コミュサプでは参加者に向け、「学内での評価や就職活動の選考とは無関係であり、失敗を気にせず大丈夫です」とお伝えしています。「こういうことがあったらどうしよう…」と不安があっても、事務局スタッフがサポートしますので安心してご参加ください。
ぜひコミュサプ1dayでコミュニケーションへの一歩を踏み出してみませんか?