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コミュサプ3day密着レポート ~ある日のコミュサプ開催の様子~

皆さんこんにちは。事務局スタッフのFです。
夏休みにはコミュサプ1dayの次のステップとして、コミュサプ3daysを開催します。コミュサプ3daysでは、はたらくことを意識したワークやディスカッションを行い、就職活動や就職後に役立つコミュニケーションを学びます。3日間同じメンバーとのコミュニケーションを体験することで、集団の中での自身のコミュニケーションの特徴を知ることができます。
プログラムの参加を迷っている方に向けて、コミュサプ3daysに密着したレポートをお届けします。

1. コミュサプ3daysのプログラム内容

コミュサプ3daysは3日間オンラインで行うプログラムです。
今回はこの中でも特徴的な「“チーム”とは」「プロモーション活動」「新規サービス企画会議」の3つのプログラムを中心にご紹介します。

コミュサプ 3daysプログラム概要
1日目 2日目 3日目
午前 ・オリエンテーション
・座学やロールプレイング
合意形成を体験するワーク ワーク「新規サービス企画」
昼休み
午後 ワーク「“チーム”とは」 ワーク「プロモーション活動」 ワーク「新規サービス企画」

2. コミュサプ3days実施概要

実施概要

  • 開催場所:オンライン(zoom)
  • 参加者:学生5名、事務局スタッフ2名
  • 参加対象:コミュサプ1dayに参加された方
    ※定員を超える応募があった場合は3年生以上を優先して調整させていただいております。

コミュサプ3daysは春休みや夏休み期間にオンラインで開催しているため、ご自宅から参加される方が多くいらっしゃいます。
オフィスカジュアルでの参加をお願いしているため、服装はシャツやポロシャツ、ブラウスなどの方がほとんどです。プログラムではOfficeソフトを使用したワークを実施するため、PCでご参加を推奨しています。

3. コミュサプ3days参加のきっかけ

※事実をもとに一部再構成しています。

Aさん(学部3年生)
コミュサプ1dayでは自分でもコミュニケーションができると気付き、その先のコミュサプ3daysにもチャレンジしたいと思った。就職活動に対して怖いイメージがあり、何か行動を起こすきっかけにしたいと考え参加。
Bさん(学部3年生)
就職活動の選考ではディスカッションがあると先輩や知人から聞き、練習のために参加。
Cさん(学部4年生)
コミュサプ1dayを経て、意見を言うことで議論の方向が変化することや、議論することの楽しさを知った。将来のためにコミュサプ3daysを活用できると思い参加。
Dさん(学部4年生)
グループワークは就職後の場面でも役立つと考え、現時点でどこまでできるかを把握し、練習したいと思い参加。
Eさん(修士1年生)
就職活動が本格的に始まるが、他者とともにはたらいているイメージが持てず、まずはコミュサプ3daysに参加。

4. プログラムの様子

【1日目】

オリエンテーションや午前中のワークの様子

コミュサプ3daysは、オリエンテーションや進路の選択肢や質問することをテーマとした座学からスタートします。すぐにグループワークから開始ではないので、安心してご参加いただけます。
序盤はやや緊張した面持ちの学生が多いですが、自己紹介が終わると少しずつ笑顔が見られました。
また、質問する場面を想定したロールプレイングでは、ぎこちなさがありながらも練習を繰り返し、徐々にスムーズに質問できるようになる姿がありました。

“チーム”とは

オリエンテーションや午前中のワークを踏まえ、今回の参加メンバー全員をひとつのチームとみなし、チームとしての3日間の目標を設定していきます。
初対面の学生同士のため、序盤はお互いにどのように発言するのか少し様子を伺うような場面もありましたが、午前中のワーク「“質問する”を考える」を応用して他者の発言の解釈に誤解がないか確認し、3日間の目標を設定し、事務局スタッフに向けて発表いただきました。

1日の最後では、今日できたこと・不安なことなどの振り返りを行います。
振り返りでは、以下のようなご感想をいただきました。

Aさん
「初対面のメンバーとの話し合いは集中力をとても使ったが、自分から率先して発言できて良かったです。
Cさん
「最初は不安だったが思ったよりもワークに参加できた。まだまだ質問することの難しさも感じるが、明日はもう少し事前に内容を整理してから質問する等工夫して取り組みたい。

【2日目】

2日目は、簡単なオリエンテーションを実施してからプログラム本編に入ります。
昨日の疲れが少し残っていると率直にお話しされる方や、昨日は立候補できなかった進行役や発表役等、別の役割にもチャレンジしていきたいと笑顔でお話しされる方もいらっしゃいました。

プロモーション活動

  • ワーク説明
    プロモーション活動は、あるお店の企画・広告制作を行うワークです。進め方を事務局スタッフから説明します。
    仕事に近いワークのため自分にできるのか不安、とお話しする方もいらっしゃいますが、事前に用意されているワークシートを使いながら取り組むので、進め方や取り組み方に迷いがない状態でチャレンジすることができます。
  • 企画・広告制作でのディスカッション
    どのようなお店にするのか、どのようなチラシだとターゲットに見てもらえるのかなどを話し合います。3日間の折り返しということもあり、お互いに話しかける際の緊張も少しずつ解け、これまでのディスカッションを踏まえて、時間配分を工夫したり、お互いの苦手なところを補い合う姿が見られました。
    特にこの回では、PowerPointの操作に不明点があったDさんに対して、Eさんがわかりやすく説明して助けたり、進行が苦手なBさんの代わりにAさんが進行役に立候補するなど、お互いにチームとして助け合う姿がありました。

2日目のプログラムを終え、振り返りで学生からは以下のような感想をいただきました。

Aさん
「進行役と書記役をやったが役割によって議論でのふるまい方や心理的な負担が違うなと感じた。ほかの人のフォローもあって最後まで取り組めてよかった。」
Cさん
「どちらも難しいワークだが、協力しながら最後までできたのがよかった。1日目よりも積極的にコミュニケーションすることができた。

【3日目】

3日目はこれまでの集大成として新規サービス企画のテーマに取り組みます。
朝のオリエンテーションでは、疲れはあるものの最終日なので最後までやり切りたいとお話しされ、苦手や不安を感じていたコミュニケーションに前向きな様子がうかがえました。
参加者同士でチームとして取り組む雰囲気や進め方に慣れ、時間配分や議論のまとめなどを参加者主体で相談して決める姿が見られました。

新規サービス企画会議

  • ワーク説明
    いち企業ではたらく社員としてサービスの企画を行うワークです。事務局スタッフから企画方法を説明します。
  • 企画ワーク中のディスカッション
    ワークシートに沿って、リサーチ、ターゲット決め、サービスの詳細を決定していきます。
    長時間のワークとなるため、時間配分が重要です。残り時間について、お互いに声を掛け合いながら取り組む様子が見られました。
    ディスカッションの内容も、より難易度が高いため、解釈にすれ違っている点がないか、わからない点はすぐに他の参加者に聞いて確認をするなど、1日目は遠慮がちだった方も、自らコミュニケーションを取る場面がありました。
  • 発表
    企画したサービス内容について、事務局スタッフに向けて発表いただきます。
    全員で分担して発表を行いますが、説明する順番を工夫し、わかりやすく伝えることができていました。

個別面談・振り返り

おひとり30分程度で、事務局スタッフと1対1で3日間のプログラムの振り返りを行います。
面談では、晴れやかな表情で3日間やり切ることができたとお話しされる方や、この先の進路について不安なことをご相談する方もいらっしゃいました。

5. 参加者の声

これまでにコミュサプ3daysに参加された方のご感想を紹介します。

  • 「これまではコミュニケーションができないと思っていたが、コミュサプ3daysに参加して、環境に慣れることができればコミュニケーションができると気付きました」
  • 「進行役に強い苦手意識があったが今回のプログラムでやってみて、自分にもできるかもしれないと思えた」
  • 他者と集中的に議論するという普段経験することができない濃い時間を持つことができ、自信になった」

6. コミュサプは就職活動やはたらくことを見据えた体験ができる場です

コミュサプ3daysは、コミュサプ1dayと同様に学校での評価や就職活動の選考とは関わりのないプログラムです。何から就職活動を始めたらよいかわからないという方も3日間ではたらくためのヒントや自分に必要な準備を知ることができます。
コミュサプ3days参加にあたって、コミュサプ1dayの参加が必須です。この先の就職活動に向け、まずはコミュサプ1dayから、一歩踏み出してみませんか?

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