コミュニケーション・サポート・プログラム参加事例のご紹介
~大学1・2年生の参加のきっかけとは?~
皆さんこんにちは!事務局スタッフのFです。
「コミュニケーション・サポート・プログラム(コミュサプ)」はこれまでに1100名以上の学生に参加をいただいたプログラムです。
参加学生の中には、ご自身のコミュニケーションについて理解を深め、その先の大学生活や就職活動に前向きに取り組んでいる方が数多くいらっしゃいます。
今回は学部1・2年生で参加をされた学生の参加に至るまでの経緯や、参加を通して得たことをスタッフの視点からご紹介します。

1. コミュサプにはどんな人が参加しているの?学年内訳からみる参加状況

2023年度実施のコミュサプ1dayの参加者(N⁼306)
コミュサプに参加する大学生・大学院生はどのようなタイミングで参加を決めているのでしょうか? 2023年度、コミュサプ1dayに参加した学生の学年の内訳は、学部1年生が13%、学部2年生が19%、学部3年生が38%、学部4年生が21%、大学院生(修士1・2年生)が6%となっています。
就職活動を控えた学部3年生のご参加が多いものの、コミュサプ1dayは学年不問のため、コミュニケーションへの苦手意識や不安がある方ならどなたでもご参加いただくことができます。 コミュニケーションやディスカッションの練習と聞くと、本格的に就活が始まってからでよいのではと思うかもしれませんが、早いうちからトレーニングを積み重ねていくことで、日常のコミュニケーションや学生生活にも役立ちます。
ここからは大学1・2年生の段階でコミュサプに参加した3名の学生について、参加に至るまでの経緯と参加後の感想を紹介します。
2. 入学後すぐコミュサプに参加した1年生Aさんの場合
はじめは参加をためらっていたものの、大学からの勧めが後押しになり参加
大学の掲示板でコミュサプの開催を知っていましたが、入学してすぐの慌ただしい時期だったこともあり参加を迷っていたAさん。大学の授業ではAさんが不安に思っているグループワークの機会が増えることも聞いており、入学してから定期的に相談している大学の先生にコミュサプへの参加を迷っていることを伝えると、「安心して参加できる場だからチャレンジしてみてはどうか」と勧められ、コミュサプへの応募を決めました。
「うまく伝わらない」状態から、自分も相手も納得できる議論の進め方を学んだ
コミュサプに参加する前のAさんは、自分自身の意見を押し通してしまう傾向がありました。特に、反対意見を聞くと冷静になれず、過去のグループワークではトラブルが起きてしまったことがあったようです。
コミュサプ1dayでは、まずは相手の意見を聞き、自分の意見も可能な範囲で伝えることを意識されていました。過去のディスカッションでは多数決で意見を決めてしまうような状況でも、全員の意見を聞いたうえで、互いが納得できる議論の進め方に取り組まれていました。
また、入学したばかりで学内のコミュニケーション機会が少なかったこともあり、今回のコミュサプで色々な人と会話できたこと自体がAさんにとっての自信につながったようでした。
3. 学生生活での困りごとが増えてきたタイミングで参加した2年生Bさんの場合
学生相談室の先生からの紹介をきっかけにコミュサプに興味を持つ
大学2年生になり大学での過ごし方に慣れはじめていたBさんでしたが、徐々にコミュニケーションへの苦手意識を感じるようになっていました。
週に1回利用している学生相談室の先生からコミュサプについて教えてもらったことをきっかけに、コミュニケーションへの苦手意識を少しでも減らすことを目標に参加を決めました。
「何となく不安」から、自分自身に合ったコミュニケーションのコツを掴んだ
コミュサプに参加する前のBさんは、ディスカッション以外にも目的のない会話を続ける雑談が苦手で、全般的にコミュニケーションに対して自信がない状態でした。
大学生活でもうまく他の学生と打ち解けることができず、サークルへ参加することが少なくなり、モヤモヤしながら学生生活を過ごしていました。
コミュサプ1dayでは、グループワークの回数を重ねることで、具体的にどのように話し、聞けばよいのか、ご自身なりのコミュニケーションの取り方を見つけていました。実践的なディスカッションの練習を通して、進行や発表など役割に合った立ち回り方のポイントを押さえ、プログラム参加時にも気付きを活かすことができていました。
今回見つけたコツはディスカッションの場だけでなく、日常生活の場でも取り入れられそうだとお話されたBさんは、コミュニケーションへの向き合い方に新しい一歩を踏み出していました。
4. 過去の経験からコミュニケーションに不安を感じるCさんの場合
「このイベントは自分にぴったりだ!」と感じ、コミュサプへ応募
Cさんは通っている大学が配信しているイベント開催メールからコミュサプの存在を知りました。メールに添付されていた案内リーフレットには「話しかけるタイミングがわからない」「コミュニケーションが原因で人間関係が上手くいかない」など、まさに今のCさんが抱えている困りごとが書かれており、「このプログラムに参加したら何か変わるかも」と思い、応募に至りました。
なぜコミュニケーションが苦手なのか、自分の特性を知ることができた
Cさんは、大学入学以前からコミュニケーションへの苦手意識を感じていました。高校では全日制の学校に通っていましたが、周りの雰囲気やコミュニケーションの取り方にうまく馴染めずに学校に行きづらくなってしまった経験がありました。通信制の学校に編入後もコミュニケーションへの苦手意識を感じており、長時間コミュニケーションを取る場では疲れを感じたり、集中力が足りなくなることもありました。
「混乱すると同じ内容を繰り返してしまう」、「焦りから他者の意見を上手くまとめられなくなる」という自分の特性について、コミュサプ1dayのディスカッションを通して、気付きを得ることができました。また、コミュサプ参加中にも、焦らず話すためにメモを取る、他者の意見でわからない点は聞いてみるなどご自身でできることから始め、成長する姿がありました。
コミュサプでの気付きを短時間の中で生かし、1日のプログラムの中でもCさんの新たな発見につながったようでした。
5. その他参加者の声(感想)
事例で紹介をした3名のほか、これまでにコミュサプに参加した1、2年生の声を紹介します。
- ディスカッションをする経験が少なく、実際にどうすれば良い議論になるのかを今回のプログラムを通して理解できました。今回実践したことを大切にしながら今後のコミュニケーションやディスカッションの場で活かしていきたいです。
- コミュニケーションが苦手という気持ちから参加しましたが、コミュニケーションの仕組みを理解し、自信がつきました。さらに自分についての理解も深めることができたので参加してよかったです。
- 自分では気づくことのできなかった自分の弱みや強みを知ることができて、またできたことに対するフィードバックを個別にもらえ自信につながりました。
- 失敗をしても良いという前提でディスカッションをしたことで、コミュニケーションの失敗に対する恐怖を少し減らすことができました。
6. コミュサプでは「学年の垣根なく」コミュニケーションができます
コミュサプでは参加時にお互いの所属大学名や現在の学年は非開示で参加いただきます。「年齢が離れているからディスカッションしづらい…」という不安がなく参加できるプログラムです。
また、事務局スタッフがコミュニケーションのポイントやディスカッションの取り組みかたからご説明しますので、授業などでディスカッションを経験したことがなく初めての学生でも安心して取り組めます。
早い時期からコミュニケーションやディスカッションの経験を積むことで、自己理解が深まり自信をもって学生生活やその先の就活に備えることができます。コミュサプ1dayへのご参加お待ちしております!