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コミュニケーション・サポート・プログラム参加事例のご紹介 
~大学3・4年生の参加のきっかけとは?~

皆さんこんにちは!事務局スタッフのFです。

コミュニケーション・サポート・プログラムはコミュニケーションに課題を感じている大学生以上を対象にした、安心安全な環境でコミュニケーションを実践できるプログラムです。
授業がなく、就職活動の準備を進めやすい2~3月の春休み期間や、就職活動に向け学内で就職をテーマにしたガイダンスが始まる4~6月の間、コミュサプでは大学3・4年生のご参加が多くなっています。
今回は、大学3・4年生の学生がコミュサプに参加された際の経緯や参加を通して得たことをスタッフの視点からご紹介いたします。

1. 迫る就職活動に向け、何から始めたらよいかわからなかった3年生Dさんの場合

就活や就職後への漠然とした不安があり踏み出せていない時、コミュサプの存在を知る

大学3年生になった年の4月、周りの友人が就職活動を始めていることを聞き、少しずつ焦りを感じていたDさん。まずは情報収集をと思い大学のキャリアセンターに足を運んだ際、置かれていたチラシを見てコミュサプの存在を知りました。

これまでの学生生活を振り返ってみたとき、課題や研究を後回しにしてしまうことがあったDさん。「このままの自分で本当に就職できるのか」と、就活やはたらくことに関して漠然とした不安を抱えていました。
一時は参加を迷ったものの、「コミュサプ1dayの半日だけなら自分にもできそう」と感じ、応募に至りました。

「他者のふるまいを見て学んだ」ことが、グループワークへのモヤモヤを払拭するきっかけに

コミュサプに参加する前のDさんは、授業での発表や大勢の前で話す際に緊張してしまい、うまく話せなかった経験があり、コミュニケーションに苦手意識を感じていました。また、この先訪れるであろう就職活動の中でのグループワークにも不安感が強い状態でした。

コミュサプ1dayのディスカッションも緊張はしたものの、大学での評価や就活の選考には影響がないため、ほかの参加者の議論のまとめ方や発表の仕方を落ち着いて観察することができ、この先のグループワークへの取り組み方のヒントを得たようでした。
コミュサプ終了後の個別面談では「すべて思い通りにできたわけではないものの、ほかの参加者を参考にし、いつもよりは自分から意見を発信したり、質問することができました。」と笑顔で振り返られていました。

2. 就職活動がうまくいかず、困難に直面していた4年生Eさんの場合

就職活動の壁にぶつかったのをきっかけに、コミュサプ参加を決める

4年生の6月時点で就職が決まっていなかったEさん。これまでの学生生活では人と話すことや単位を取得していくことへの難しさを感じていなかったがゆえに、就職活動では、面接で落とされ続ける状況に苦しんでいました。 学校のキャリアセンターで自身の就職活動の相談をした際に、コミュサプを紹介されたことをきっかけにプログラムを知りました。
Eさんは就職活動を進めるヒントを何かひとつでも得たいという気持ちから、応募を決めました。

「今の自分にできること」と「経験を積む大切さ」を知った

コミュサプに参加前のEさんは、相手の目を見て話すことへの恐怖心や、自分が想定していなかった質問に対し焦ってすぐに回答できないことから、面接でも黙り込んでしまうことがありました。
コミュサプでは就職活動を想定した面接練習の機会はなかったものの、ディスカッションを通して、議論の方向性を示したり、事前に考える時間があれば自分の意見を落ち着いて出すことができるなど、今の自分に何ができるのかを知ることができたそうです。また、Eさん自身にとって、コミュニケーションを練習できる場へこの先も参加し慣れていくことが大事だと感じたようで、コミュサプ1day後のプログラムにも意欲的に参加し続けています。

3. 卒業決定したものの、卒業後の進路の方針が立っていない4年生Gさんの場合

進路相談に親身になってくれた先生からの勧めでコミュサプに参加

4年生の2月に卒業が確定したGさん。これまでの学生生活では課題の提出や単位取得で精一杯だったことから在学中に就職活動はしていませんでした。卒業後の進路が決まっておらず何から始めるか迷っていた際、単位取得や進路に関する困り事を相談していた先生からコミュサプを紹介されました。

今まで学内のイベントにも参加したことがなかったGさんは、「急に自分が外部のイベントに参加しても大丈夫だろうか…」と不安に感じていましたが、これまで自分の悩みを親身に聞いてくれた先生が勧めるプログラムであれば平気かもしれないと感じ、応募しました。

第三者視点での「大丈夫」が、安心感や自信につながった

まずは半日だけと思い参加をしてみたGさんでしたが、参加前の予想以上に自分から他者に質問をしたり、意見をまとめることができたようでした。また、Gさんが心配していた自身のコミュニケーションの取り方について、個別面談で前向きなフィードバックを得ることができたことをきっかけに自信をつけることができました。
コミュサプのプログラムには卒業後も参加できることを知り、「安心感のあるこのプログラムであればこの先も参加していきたい」とご感想をお話しされていました。

4. その他参加者の声(感想)

ご紹介した3名のほか、これまでにコミュサプに参加した3,4年生の声を紹介します。

  • 今回の講義を通してディスカッションの進め方を理解できたので、ディスカッションに対する不安感がとても軽減されました。
  • 事務局スタッフからの客観的なフィードバックから自分の傾向と自己分析をすることができました。今後の就職活動に役立つ経験になったと感じました。
  • 実践の場で緊張したものの、自分のできる範囲で挑戦してみることが重要であると聞き、いつもよりチャレンジすることができました。自分の現状を知る有意義な時間になりました。
  • プログラム参加者の良い部分を学び取り、その場で活用できたことが今後の自信になりました。

5. 今からでも遅くない!就活準備の一環としてコミュサプを活用しよう

ココミュサプは学年関係なく、大学生以上ならどの時期からでも参加可能なプログラムです。「いまさら受けてもいいのかな?」「高学年なのにディスカッションの経験がない自分が受けても大丈夫だろうか?」といった心配があっても大丈夫です。ディスカッションの最中に困ったり進め方がわからなくなった際には、事務局スタッフがフォローします。

就職活動の準備を進める上では「自分を知る」ことが重要です。今の自分を知ることで、就職活動に向けて必要な準備を具体的に把握できるからです。
コミュサプは自分自身を知るために一人ひとりが自分に合ったステップでコミュニケーションに向き合い、理解を深められるプログラムです。就職活動を始める第一歩や、就職活動中に自分を振り返るきっかけとして、コミュサプ1dayへのご参加お待ちしております!

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