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自己分析と自己理解の関係性とは?就活前に知っておきたい考え方

みなさんこんにちは。事務局スタッフのFです。
学期末試験や課題の提出を終え、もうすぐ夏休みという方も多いのではないでしょうか。
夏休みには、自分の時間を取りやすいからこそ、本格的に就職活動を始めたいと思っている方もいらっしゃると思います。
今回のコラムでは、就職活動を始めたいけれど何から始めたらいいかわからない方に向け、就職活動前に知っておきたい「自己分析」と「自己理解」について解説します。

1. 大学生が就活準備で「自己分析」につまずきやすい理由

就活準備を始めようとすると、「まずは自己分析をしましょう」とアドバイスされることが少なくありません。
しかし、いざ取り組もうと思っても「何から始めればいいのかわからない」と手が止まってしまう人も多いのではないでしょうか。
こうした状況になると、「自分には自己分析が向いていないのかもしれない」「考える力が足りないのではないか」と感じてしまうことがあります。
しかし、自己分析がうまく進まない原因が、必ずしも皆さん自身にあるとは限りません。
自己分析の“手前”で必要な自己理解のステップが抜けているために、自己分析ができていない可能性が挙げられます。

2. 自己分析と自己理解とは?|関係性と目的を整理しよう

では、自己分析と自己理解にはどのような関係性があるのでしょうか。
実は自己分析と自己理解には明確な境界はなく、自分の価値観や特性・考え方などの理解を深める自己理解のプロセスを経て、自分らしいはたらき方やキャリアの方向性を検討する自己分析に繋がっていきます。

図にすると以下のような形です。

拡大してご覧ください。

自己理解と自己分析の関係性の図(ステップ1:経験を振り返る、ステップ2:考え方・特性・価値観の把握、ステップ3:強み・弱みを理解する、ステップ4:自分らしいはたらき方・軸を整理する、ステップ5:将来の方向性を考える。5つのステップのうち、前半が自己理解、後半が自己分析にあたります。)

このことから、自己理解の目的は「得られた価値観・特性・強み・弱みをもとに自分はどんな人であるかを知ること」、自己分析の目的は「自己理解を深め、キャリアの方向性や仕事選びの軸につなげること」と整理することができます。
自己分析だけをやればよい、自己理解のほうが大切、など優劣がつくものではなく、目的や活用場面に応じて、取り組んでいくことが重要です。

3. 大学生にとって、自己分析より先に自己理解が必要な理由

就職活動では「自己分析から始めよう」とよく言われますが、実際は「自己理解→自己分析」の順で進めたほうがスムーズな場合がよくあります。
なぜなら、自己理解を深めることが、自己分析で整理する自分の軸や将来の方向性を考える土台となるからです。

自己理解ができている状態とは、自分の得意なこと・苦手なことや価値観、行動の傾向を自分自身で把握し、それを受け入れられている状態です。
この土台があると、自分自身を他者に伝えるための整理や作業に取り組みやすくなります。
もし自己分析で手が止まっている場合は、まず自己理解を深めることが解決のきっかけになるかもしれません。

4. 自己理解を深める方法

自己理解を深めるには、これまでの日常生活を振り返ることをおすすめします。
日常生活を振り返る観点として、以下のようなものが挙げられます。

  • できたこと/できなかったこと
  • 得意なこと/不得意なこと
  • 成功したこと/失敗したこと
  • 熱心に取り組めたこと/興味が持てなかったこと
  • 変化や成長を感じた出来事 など

日常生活を振り返る例を挙げましたが、「なかなか一人では向き合えない」という方もいらっしゃるかもしれません。
その場合は、自己理解ワークショップの活用をおすすめします。

5. 自己理解ワークショップで、自己分析の土台を作ろう

学生支援プログラム事務局が行う自己理解ワークショップは、安心できる環境で自分の苦手なことや困っていることを中心に自己理解を深めるプログラムです。

これまで「得意なことが思いつかない…」「苦手なことが多く、1人だと考えが整理できなかった」という方でも自己理解を深められるよう、わからない点があれば事務局がサポートします。
また、同じ困りごとを持つ参加者同士でアドバイスし合うため、過去参加した学生からは、「自分では思いつかなかったアイデアがあった」「困っているのは自分だけではなかった」というような感想もありました。
プログラムでは日常生活を中心に振り返りを行うため、学部1・2年生など、低学年からでも参加が可能です。就活の準備として自己理解を深めておくことで、本格的に就活が始まった際の自己分析の土台として活用いただけます。

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体験を通じた気づきや学びを通して社会に出るための準備を支援していきます。

監修者 上堀 慶介(パーソルダイバース株式会社 学生支援グループ マネジャー)

2010年より、障害者雇用に特化した就職支援サービス「doda チャレンジ」において、個人の就職支援、法人の障害者雇用支援に従事。 当社が運営する就労移行支援事業所「ミラトレ」「Neuro Dive」のエリアマネジャーも務め、特に先端IT領域に特化した訓練をおこなう「Neuro Dive」では育成した人材の就労先開拓、就職支援に取り組んだ。
現在は、コミュニケーションに課題を感じている大学生を対象とした就職支援プログラム「コミュサプ(コミュニケーション・サポート・プログラム)」の運営責任者を務め、大学でのキャリアガイダンス講師や就職相談に取り組む。
全国40大学以上でキャリアガイダンスの登壇実績あり。
これまでの個人・法人双方の支援経験を踏まえた就活アドバイスには定評がある。
【資格】 国家資格キャリアコンサルタント・精神保健福祉士

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