「障がいや疾病、不調などで就活に不安がある方のためのガイダンス～就活前に知っておいて欲しいこと～」（青山学院大学）
2024年5月22日（水）、青山学院大学主催のキャリアガイダンスに「コミュニケーション・サポート・プログラム （コミュサプ）」スタッフが講師として登壇しました。
今回は、障害や特性により就活に難しさや不安を感じている学生を対象に、オンラインで実施しました。
当日のプログラム（所要時間：約１.5時間）
- 1．障害者雇用制度と就職の現状
- 2．就職活動を始める前に
- 3．採用側の視点で考える就職活動
- 4．自分に合う活動の進め方を考える
参加者の声
学生の方からいただいたご感想を一部ご紹介いたします。
- 自分の状態に応じた選択肢という捉え方が特に参考になりました。それらを通して、自分が何をすればいいのか、どのような選択肢があるのかがわかりやすかったです。
- 多くの学生とは異なる仕事への不安を持っていたため、様々な就活ガイダンスなどに参加してきましたが、それだけではわからないことも数多くありました。しかし、本ガイダンスでそうした悩みを解消したり、新たな指針を持つことができました。
- 採用する側が何を考えているか、採用される側として自分の得意なことや無理なくはたらくことができそうかをどのように伝えるべきかなどがわかりやすかったです。
【教職員の方のご感想】
本キャリアガイダンスを主催した、青山学院大学 進路・就職センターの教職員様からのご感想をご紹介いたします。
青山学院大学では、青山・相模原の両キャンパスにあります進路・就職センターにて、障がいや疾病を持つ学生向けの就活支援に取り組んでおり、昨年に引き続きパーソルダイバース株式会社様にご協力をいただき、オンラインでのガイダンスを実施しました。開催にあたりましては、法定雇用率はじめ新しい情報に更新したガイダンス内容を準備くださいました。
当日は企業側の視点や、安定就労要素、多様な選択肢について等、詳しくご説明いただいたうえ、支援を積極的に活用するよう親身なアドバイスをいただき、ガイダンス後の質疑にも丁寧にお答えくださいました。講師におかれては、口元が見えるようにゆっくりと話していただき、聴きとりやすく、わかりやすくということにも配慮いただきました。
私どもは障がい者枠での就職活動については、まだ足りない点があり、ガイダンスの内容は担当者の学びを深め、支援体制を整えるために必要なことの気づきを与えてくれました。
また、コミュサプ についても、参加学生の満足度がとても高いことがわかっておりますので、障がい者枠での就活に関心のある学生に、情報提供や準備、心構えなどを知ってもらうべく引き続き参加を勧めていきます。
本学では障がい学生支援センター、学生相談センターという障がいを持つ学生の支援を担当する部署があり、連携を深めて体制整備に努めています。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
※青山学院大学様の表記ルールに合わせ、「障がい」と記載しております。
パーソルダイバースでは、学内コミュサプをはじめキャリアガイダンスや自己理解ワークショップなど、各大学のご要望に応じた学内イベントの開催を承っております。ご興味のある大学教職員・支援者の方は、下記からお問い合わせください。