名古屋大学
「障害学生就職ガイダンス～採用側の視点から就職について考えてみよう～」
2023年6月21日（水）、名古屋大学主催の障害学生就職ガイダンスに「コミュニケーション・サポート・プログラム」（CSP）スタッフが講師として登壇しました。
オンラインで実施したガイダンスでは、以下についてお話ししました。
- 1．障害者雇用制度と就職の現状
- 2．雇用の原理「一般雇用と障害者雇用」
- 3．就職活動前に知っておきたいこと
- 4．はたらく選択肢（卒業後の進路の選択肢や考え方）
また、本ガイダンスを主催した名古屋大学学生支援本部キャリアサポートセンターの教職員様からのご感想をご紹介いたします。
【教職員様からいただいたコメント】
この度はご講演ありがとうございました。
これまでも毎年本学では、障害を持つ学生に向けたガイダンスを開催してきました。ガイダンスのテーマとしては、障害者雇用の仕組みや実際にどんな働き方をするのか等、毎回角度を少しずつ変えたものを提供してきております。今回はこれまでとはまた別の角度、“採用側の視点から”についてお話をいただき、障害を持つ学生が実際に採用に繋がるための最後の大切な要件について知ることができたと感じています。ガイダンスに参加した就職活動中の学生からも、「採用選考の際、安定して働けることを企業に伝える重要性がわかり、今後早速活かしていきたい」という声を聞くことができました。
参加者からは他にも、「就活への不安があったが、気持ちを準備する重要性がわかり就職活動への不安が和らいだ」、「障害者手帳の取得や開示について現実的に考えることができた。配慮をもらって継続就労していきたいと思えた」等の声が寄せられました。
参加した学生、父母等、教職員ともに、障害者雇用での就職を現実のものとするための、貴重な気付きが得られる機会でした。この度はありがとうございました。
学生支援プログラム事務局ではガイダンスやワークショップなどの企画・運営も承っております。
ご希望に合わせて用意しておりますので、気兼ねなくご相談ください。
今後もプログラムやガイダンスを通してコミュニケーションや就職活動に不安を感じる大学生の皆様を支援してまいります。
※コミュニケーション・サポート・プログラムは、CSPからコミュサプへ略称を変更しました。記事内では開催当時の名称を使用しています。