「障がい・心身の不安を抱える方向けの就職ガイダンス」(上智大学)
2025年6月11日(水)、上智大学主催のキャリアガイダンスに「コミュニケーション・サポート・プログラム(コミュサプ)」スタッフが講師として登壇しました。
今回は、障がいや心身の不安を抱える学生を対象に、オンラインで実施しました。
当日のプログラム(所要時間:約1.5時間)
- 1.就職活動を始める前に
- 2.採用側の視点で考える就職活動
- 3.障がい者雇用制度と就職の現状
- 4.自分に合う活動の進め方を考える
参加者の声
学生の方からいただいたご感想を一部ご紹介いたします。
- 就活までの道のりや、やらなければならないこと、心構えなど、具体的な観点から細かく教えていただいたことで少し不安が解消したように思いました。
- 今回のガイダンスに参加し、障がいを持ちながらはたらくイメージを持つことができました。また普段の生活から障がいとの自分らしい付き合い方を意識して振り返ってみたいです。
- 心身に不安があるため、どのように就活を考えていけば良いのか、また企業はどのように考えているのかを知れた事はありがたかったです。
教職員の方のご感想
本キャリアガイダンスを主催した、上智大学 キャリアセンターの教職員様からのご感想をご紹介いたします。
いつも本学の障がい学生支援にご協力いただきましてありがとうございます。
パーソルダイバース様ご協力のもと、今年度は三度目の開催となり、昨年度を上回る参加人数で年々大変需要の高いガイダンスだと改めて感じております。
学生からの問い合わせで、一般雇用か障がい者雇用かどちらで活動をした方が良いか悩んでいる。といった相談が多くありますが、「入社後に配慮が必要か。」の視点で考えると方向性も見えてきますし、「どういった配慮が必要か。」を確認するためにも積極的に職場体験等を経験する必要性も感じました。「周りの人から見た良い会社ではなく自分に合っている会社を探すことが大事。主語は私。」のメッセージは印象的でした。こちらは、障がいの有無に関わらず大変重要なポイントとなりますが、自分はどのようにはたらいていきたいか、どのような配慮が必要か等の自己理解を深めるきっかけとなるガイダンスになったと思います。
職員としても今後、学生支援をするにあたり大切な気づきが多い内容でした。
今後もパーソルダイバース様のコミュサプや個別相談含め外部機関と連携して学生個々のペースに合わせた支援を継続してまいります。この度は学生、職員ともに大変有意義なガイダンスをいただき誠にありがとうございました。
※上智大学様の表記ルールに合わせ、「障がい」と記載しております。
パーソルダイバースでは、学内コミュサプをはじめキャリアガイダンスや自己理解ワークショップなど、各大学のご要望に応じた学内イベントの開催を承っております。ご興味のある大学教職員・支援者の方は、下記からお問い合わせください。