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千葉工業大学にて、コミュニケーション・サポート・プログラム(CSP)を実施しました

コミュニケーション・サポート・プログラム(CSP)では、学年を問わず、コミュニケーションに課題を感じている大学生以上の方を対象に各種プログラムを提供しています。今回は千葉工業大学で実施しました学内CSPの様子についてご紹介します。

【学内CSPとは?】

当社主催のCSP 1dayを、ご要望に応じて学内で出張開催しているプログラムです。
「コミュニケーションにチャレンジをしたいが、学外のプログラムへ踏み出すのは不安…」という学生に向けた学内開催のイベントとして支援者様からご好評いただいております。

2022年7月25日(月)と11月26日(土)、千葉工業大学主催の学内プログラムにて、CSPを実施しました。当日は、学部1年生から学部4年生までの学生が参加し、以下のプログラムを実施しました。

【学内プログラム(12:00~17:00/10:00~16:30)】

  • オリエンテーション:CSP参加心構えを知る・1日の目標共有など
  • コミュニケーションワーク:コミュニケーションの構造を知り、コミュニケーションとは何かを知る
  • ショートディスカッション:コミュニケーションワークでの学びを活かしながら自分の考えを言葉にして相手に伝える体験をする
  • 個別面談:1日の振り返り・事前に受検いただいた適性検査の返却

当日の参加者からいただいたご感想の一部をご紹介いたします。

【参加者からいただいたコメント】

  • 具体的に発信をすることで相手に自分の伝えたいことが伝わるのだと今日のプログラムを通して感じた。今後は相手が理解しやすいような発言を意識してコミュニケーションに取り組みたい。
  • 他のメンバーの意見をきくことで自分にはない意見があるのだと気づいた。今後も他のメンバーの意見を聴き、よく理解して、議論やコミュニケーションをより良いものにしていきたい。
  • 自分と相手の価値観は異なるので、言葉のやり取りを繰り返して認識のすり合わせを行うことが重要だと感じた。

主催された千葉工業大学 就職・進路支援部の教職員様にもお話を伺いました。

学内でコミュニケーション・サポート・プログラムを実施された経緯について、実施の背景や学生とのかかわりの中で感じていた課題を教えてください。

学生生活や就職活動が順調に進む要因のひとつに、他者と問題なくコミュニケーションを取れるかという事が大きく関わっています。就職活動の時期になってから慌てて相談に来る、面談の中で相談を受けるという事もあり、もう少し早い段階で実践的に対処できる方法があれば、もっと卒業後の選択肢が増えるのではないかと思っていました。手帳を持っていない学生でも、不安感や苦手感のある学生が一歩踏み出せるプログラムを実施したいと考えていました。

CSPにどのような印象を持っていたか、開催にあたり期待していたことはありますか。

コロナ禍において、コミュニケーションを取る機会が減少したり、Webを使ったコミュニケーションが増えるなど環境が変化している中で、コミュニケーションに苦手感を持つ学生がチャレンジしやすい環境を提供し、自信をつけていってほしいという願いから、このプログラムの開催を決めました。同じ大学の学生同士で安心感があることや、対面・Webいずれでも実施可能という点も、参加しやすいポイントでした。
参加にあたって実施した適性検査や、事後の個別面談等を通し、自己理解も進むのではないかと思います。

当日のプログラムをご覧になり、参加した学生の取り組み姿勢、発言内容等から感じられたことはありますか。

ガイダンスからプログラムを通していく中で、苦手感のあったコミュニケーションを前向きに捉え理解し、自分の言葉で伝えるという事を意識している様子を感じました。表情も次第に柔らかくなり、自信がなさそうであったスタート時と比べると成長を感じました。

プログラムの内容についてご感想を教えてください。

今年に入り、学内CSPを2回実施していただきました。プログラム申込前に事前ガイダンスを実施していただいたこともあり、学生は安心して参加している様子が見て取れました。こういった細やかなサポート体制もありがたかったです。
今後も継続的に実施を検討させていただき、低学年からの支援の広がりにも繋げていきたいと思っています。

ご所属先の就職・進路支援部では、学生に対してどのような対応、支援をされていますか。また、どのような学生が利用されていますか。

就職・進路支援部では、全学生が対象となる講座やイベント・個別相談をはじめ、就職活動に特化した講座、ガイダンス等の実施まで、教員や関連部署と協働して実施し、卒業後の進路をトータルでサポートしています。
各学科には担当のスタッフがついており、教員と密に連絡をとりながら、学科独自のイベントを行ったり、個人面談を実施するなどのサポートも行い、学生個々の顔が見える支援を意識しています。
コミュニケーションに苦手感があったり、手帳を持っている学生に対しては、関連部署とも情報共有し、個別対応により柔軟にサポートしています。最近では、外部機関とも情報共有する機会を増やし、学生への具体的なサポート体制を強化できるようにしています。

コミュニケーション・サポート・プログラム(CSP)は、学内開催も承ります。オンライン開催、キャンパス内での対面開催いずれも可能です。詳細はCSP事務局までお問い合わせください。

※コミュニケーション・サポート・プログラムは、CSPからコミュサプへ略称を変更しました。記事内では開催当時の名称を使用しています。

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