2024.01.31
ニュースリリース

パーソルダイバース「いすみ絆工房」、福祉事業所との農福連携で食用菜花の収穫量アップに貢献

~地域産業における障害のある社員の新たな職域を創出~

障害者雇用に関わる事業を総合的に展開するパーソルダイバース株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:渡部広和、以下パーソルダイバース)が運営する「いすみ絆工房」(2021年開設)では、2024年1月から3月末までの間、社会福祉法人土穂会 障害者就業・生活支援センター ピア宮敷様(所在地:千葉県いすみ市、理事長:内野浩二、以下ピア宮敷)が栽培する食用菜花(なばな)の収穫に、当社の社員が従事することとなりました。
本取り組みにより、障害のある社員による出荷量の増加やピア宮敷様の工賃の単価を高めることで、地域産業へ貢献してまいります。

■本取り組みの背景

いすみ市の特産品としても有名な菜の花は、市民や団体、ボランティアの方々によって毎年菜の花を鉄道沿線に咲かせる観光スポットとしても人気があります。
ピア宮敷様では、サッカーコート2面分に相当する農地で食用菜花を栽培し、収穫を行っています。しかし、繁忙期の1月から3月には人手不足となり、収穫作業が追い付かない課題がありました。

■いすみ絆工房について

いすみ絆工房は千葉県いすみ市と締結した障害者雇用に関する包括連携協定に基づき、2021年7月に設立。開設から2年で約20名の障害のある社員を雇用し、特別支援学校や福祉事業所などから見学や実習を積極的に受け入れ、地域の障害者雇用活性化に取り組んでいます。
いすみ絆工房では、パーソルグループ内のノベルティ製作に関連する室内作業が中心でしたが、障害特性に関係なく多様な社員がさらに活躍できる場を検討していました。パーソルダイバースはこのたび、ピア宮敷様の食用菜花の収穫作業を担うことで、地域産業である菜花の収穫量向上に貢献すると同時に、新たな職域の創出を通じて障害者雇用の拡大を目指し、地域への貢献をより一層進めてまいります。

■ピア宮敷様よりコメント

「4年前に高秀牧場様(いすみ市須賀谷)より引き継いだ食用菜花栽培を、地域の方と一緒に取り組んできました。毎年課題は多くありますが、情報共有をしっかりと行い、課題解決に励んでおります。今年の課題は取り手の確保です。今シーズンは菜花の生育が良く、例年より1ヶ月も早く収穫がスタートしました。ここにパーソルダイバースの皆様が加わり、課題解決に結びつければと思っています。広大な大地で自然を感じ、活動の幅を広げられる取り組みでもあります。地域で農福連携の輪を広げる事ができ、また、私たちの目指すユニバーサルな農園となっていくことをうれしく思います。

■いすみ絆工房 マネジャー 福田将也のコメント

ピア宮敷様には、日頃より障害のある社員が安定してはたらくためのサポート支援でお世話になっております。いすみ絆工房では、現状の業務に加え新たな業務の柱を模索していた中、このような形で農福連携を一緒に進められることは大変ありがたく感じております。担当する障害のある社員が意欲的に動いている姿を見ておりますと、「チャレンジして良かった」と思うと同時に、グループの掲げる「はたらいて、笑おう。」の体現という点においても期待が持てる取り組みだと思っております。
ピア宮敷様をはじめとした地域の皆様方からの期待に応えられるよう、今後も努力してまいります。

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■本件に関するお問い合わせ先

パーソルダイバース株式会社 広報窓口
E-mail:inquiry@persol.co.jp

※折り返しの対応となりますため、メールでのお問合せをお願いいたします。

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