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お知らせ
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2025年
「よこすか・みうら岬工房」が農作業を受託している津久井浜観光農園にて、パーソルテンプスタッフのスタッフやご家族がイチゴの農作業や収穫などを体験するイベントを2月15日(土)および22日(土)に開催しました。
よこすか・みうら岬工房は神奈川県横須賀市と2018年に農福連携協定を締結し、同市内に工房を開設。現在は市内に3つの工房を構え、障害のある社員40名が地域で人材不足の農家から農業に関連するさまざまな作業を受託しています(2024年12月時点)。
このたび、パーソルテンプスタッフではたらくスタッフや社員に向けて同じパーソルグループの仲間として、障害のある社員たちの活躍する姿やはたらくよろこび、障害者雇用への理解を深めてもらうことを目的に、本イベントを開催いたしました。
本イベントは、パーソルテンプスタッフで就業中のスタッフや社員、ご家族などを対象に、162件の応募の中から抽選で選ばれた約40名(2日間合計)が参加しました。津久井浜観光農園のイチゴハウスに到着後、工房ではたらく障害のある社員からイチゴの品種の特徴や「イチゴは掴んだら力を入れ過ぎないように、少し上の茎を持って、爪で折るようにすると上手に収穫できます」と収穫のポイントの説明がありました。
参加者は収穫したイチゴを試食し、「自分で選んで摘んだイチゴはいつもより特別感があります」「子供は今日が初めてのイチゴ狩りです。家族で楽しめたので、素敵な思い出になりました」「イチゴ狩りの時間も長かったので、満足いくまでお腹いっぱい食べられました」「イチゴがこのように育っていることを子供に見せられたので、食育にも繋がりました」など、イチゴの甘い香りとともに参加者の笑顔で包まれました。
収穫体験後に、実のついていない茎や枯れている枝を取る作業も体験しました。イチゴは病気や害虫が発生しやすいため、清潔な状態を保つことが重要です。茎をそのまま放置すると枯れた茎が腐ってしまうこともあるので、シーズン中は社員が手作業で1本ずつ丁寧に取っています。参加者は「夢中で探していたら、あっという間に袋が茎でいっぱいになりました。こんなに取ったという達成感があります」「茎を取る作業は貴重な体験でとても楽しかったです。毎日地道に作業をしてくださることで、美味しいイチゴが食べられるんだと感じました」「最初はどこを取ればいいのかわからなかったけど、教えてもらいながらコツを掴むとどんどん進められました」など、障害のある社員とともに作業を行い、理解を深めました。
今年度もイチゴ収穫体験会を実施でき、参加された皆さんに喜んでいただけたことを大変うれしく思います。昨年の猛暑によりイチゴの生育が順調にいかず、とても心配していました。1月以降に生育が順調となり、体験会では真っ赤になった甘味のあるイチゴに育ちました。参加された皆さんのサポートを通じて、障害のある社員との交流が生まれ、障害者雇用への理解も深めていただけたと感じています。今後も関係者と連携して、このような機会を設けていきたいと思います。
パーソルグループでは、障害者雇用領域における事業活動を通じて、SDGsでの課題に貢献することを目標としています。よこすか・みうら岬工房では、地域と連携した多様な業務受託を通じて、障害のある方々の活躍機会を創出するとともに、はたらきがいを高め、地域産業への持続的な貢献を目指しています。またイチゴ狩りの体験では、地産地消で旬の食べ物を選択することへの興味関心や、食への理解を促すことで食農教育になり、これらの取り組みはSDGs「4.質の高い教育をみんなに」「8.働きがいも経済成長も」「15.陸の豊かさも守ろう」に繋がると考えています。
パーソルグループは持続可能な開発目標 (SDGs)を支援しています。
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