事業・サービス
事務アウトソーシングの
顧客貢献ストーリー
価値あるサービス提供を起点に
～はたらくよろこびを生む秘密～
パーソルグループ各社から多様な事務系業務を受託している事務アウトソーシング事業では、 1,000名を超える障害のある社員一人ひとりが 「仕事を通じてお客様やチームに貢献する」ことを目指して日々業務にあたり、 お客様からも高い満足と信頼をいただいています。
私たちはこれまで、 顧客満足度の向上を起点に、 社員を増やし、長きにわたって活躍できるよう定着支援を行ってきました。 幅広いニーズへの対応や高い業務品質の裏側にある、 私たちの工夫や取り組み、 そして未来への抱負をご紹介します。
01
「徹底した標準化」により、お客様へ価値あるサービスを提供する
私たちが受託している業務の数は数百にも及びます。そのすべての業務を工程分解し、工程ごとに業務フローとマニュアルを整備、共通フォーマットで可視化（見える化）しています。このように業務の標準化を徹底する事で、誰もが安心して仕事を進めることができるようにしています。
徹底した標準化により、業務の習熟スピードも早くなり、習熟すればするほど処理スピードが上がり、ミスが減っていきますのでサービス品質が高まります。価値を感じていただけたお客様から、もっと仕事を任せていただけるようになります。これが、社員のはたらくよろこびとなり、成長につながる。お客様への価値あるサービス提供が、こういった好循環につながっているのです。
02
不安をなくし、心身ともに
安心してはたらける環境づくり
この事業ではたらく社員の多くは精神・発達障害のある当事者です。私たちは社員が“はたらく不安”を抱えないよう、「縦と横の支援体制」と「健康状態の把握」という2つの取り組みをおこなっています。
「縦と横の支援体制」とは、配属部署の上司による「縦軸」の支援と、配属部署の枠組みを超えた支援担当者による「横軸」の支援を掛け合わせたものです。さらに、独自の健康管理システムを開発し、社員一人ひとりの健康状態を把握することで、不安や不調の早期発見・早期対処にも取り組んでいます。
また、社員の成長に必要な要素を段階的に整理・体系化した研修を実施しています。研修で得たことを現場でも共有し、本人だけでなく上長や配属先も一緒に成長を実感できるようにしています。これらの取り組みによって、就業一年以上の定着率は9割以上を維持しています。
03
大切にしているのは、
チームとして協力し、
誰もが活躍できる環境づくり
はたらくうえでは、一人ではなくチームとして協力してはたらくこと、強みを活かして挑戦することを大切にしています。
求人広告の原稿作成業務を担当するチームでは、リモートワークの際にも「チームで一緒に動いている」という感覚を失わないために、チャットですぐに質問・反応できる体制を作りました。直接会う機会が少ない社員ともできるだけコミュニケーションを取り、疑問やもやもやを解消できる場づくりを目指しています。
また、すべての現場において、特性上必要な配慮を行い、誰もが活躍できる環境づくりを行っています。はたらく社員からは、「お客様から評価される仕事を通じて、はたらく喜び・やりがいを感じている」「心身共に充実した日々を送れるようになり、自信がついた」「これまで抱えていた「生きづらさ」を一度も感じていません」などの声があがっています。
04
未来に向けて
これまでご紹介してきた取り組みによって、今では1000名以上の障害ある社員が、多様な仕事を通じてお客様に貢献しています。
しかし、私たちのミッションでもある「障害者雇用を成功させる。そして、その先へ。」を目指すためには、まだまだやるべきことや挑戦すべきことがたくさんあります。お任せいただく業務の量や幅をさらに広げていくこと。そして、多様な社員一人ひとりの更なる活躍や成長、キャリアアップを後押ししていくこと。お客様や社会からの期待を超えていけるよう、今後もしっかりと課題に向き合い、はたらくよろこびを生み出していきます。