事業・サービス

障害者雇用ソリューションの
信念ストーリー

企業の意識と仕組みを変革し、
新たな「はたらくよろこび」
が生まれる支援を

パーソルダイバースが法人向けの障害者雇用支援を開始したのは、 障害者雇用の法定雇用率が初めて2%台に引き上げられた2013年のこと。 そのずっと以前から、 私たちは特例子会社として障害者雇用に取り組み、 障害のある方のための転職・就職支援サービス 「dodaチャレンジ」も展開していました。 しかし障害者雇用に関する世の中の意識・関心や、 十分な雇用ノウハウを持つ企業も限られていたため、 障害のある方々の雇用が十分に進んでいないという現実がありました。

障害者雇用を成功させるには、 雇用義務達成のための採用にとどまらず、 企業活動を支える人材として雇用するという意識のもと、 定着活躍のための環境整備や体制、マネジメントによって推進していく必要があるのでは。 そんな思いをもって取り組んできました。

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障害者雇用に必要なのは、
雇用の目的、方針を掲げること

障害者雇用支援をご提供するうえで、パーソルダイバースには大切にしている3つの信念があります。一つ目は、「障害者雇用の目的、役割を明確にすること」です。

障害者雇用では、企業が採用すべき人数が「法定雇用率」として定められているため、“数”に意識が傾きがちです。しかしただ数を追うだけでは、個々の能力を活かしきれず、企業活動にプラスにならないケースもあります。さらに、法制度や雇用市場が変化していく中で、「雇用したものの、どうすれば?」「採用しても定着しない」というご相談が増えていきました。

そのようなご相談に対して、私たちは「“義務だから”ではなく、“なぜやるのか”、目的や方針を明確にしましょう」とお伝えしてきました。そのうえで、雇用の目的や方針に基づく戦略のもと、一人ひとりが本当に活躍して価値を創出するための業務や環境整備、採用やマネジメントはどうあるべきか、企業と一緒に考え、ご支援してきました。

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採用の先にある
“はたらく価値創出”が、
企業の成長に

私たちが大切にする信念の二つ目は、「活躍のために何が必要かを考えること」。

法定雇用率の上昇や社会的潮流の変化とともに、障害者雇用は「数から質へ」と形を変えました。いま企業に求められているのは、障害者を、企業の活動を支える人材と捉え、自社の中で戦力化し、はたらく価値を創出していくことです。既存の雇用施策や障害名にとらわれず、一人ひとりの強みや能力を見て、自社で活躍できる人材か、雇用目的達成において何が課題かを考えることが必要になってきています。

そのために私たちは、企業の求める要件に合致した人材のご紹介や、採用活動の支援、支援機関との連携や採用後の定着支援まで一気通貫でご支援してきました。年々多様化・複雑化する企業課題と向き合うためには、これからも、私たち自身が視座を上げ、学び、困りごとを解決する姿勢を持ち続けなければならないと感じています。

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新しいはたらき方とよろこびを創出し、
人も組織も最大限成長する未来へ

そして最後の信念は、「既存にとらわれない、新しいはたらき方とよろこびを創出する」ことです。

少し前まで、障害者雇用といえば定型業務や単純作業がほとんどでした。しかし今は、先端IT領域などの高い能力が求められる職域に従事するケースや、リモートワークや短時間勤務での雇用事例も増えています。新型コロナウイルスの拡大やDXの広がりなどの中で、私たちが企業とともに従来の“当たり前”や“偏見”を打ち破り、新たなはたらき方や雇用の価値観を切り拓いてきたことの証であると思います。

障害者雇用を取り巻く社会環境はこれからも変化するでしょう。私たちはこれからも、障害者雇用支援におけるリーディングカンパニーの一員としての自覚を持ち、既存の“当たり前のはたらき方”にとどまらない多様な「はたらくよろこび」「雇用の価値」の創出に向けて挑戦していきます。