HIV/エイズ/ヒト免疫不全ウイルスとは
HIVとはHuman Immunodeficiency Virusの略称で、ヒト免疫不全ウイルスと訳される。人間の体を細菌、カビやウイルスなどの病原体から守る(免疫)役割を果たすTリンパ球やマクロファージ(CD4陽性細胞)といった細胞に感染するウイルス。
ウイルスに感染し、病気を発症した状態を「エイズ」と呼ぶ。エイズ発症には厚生労働省が定める23種類の病気があり、一つでも発症するとエイズとなる。
就労においては、服薬の時間を確保できること、過度な残業や肉体労働の負担がないこと、定期通院のための休暇を取ること、といった最低限の配慮があれば、特別な配慮は必要ないが、出血があった場合は、傷の手当は自分でしてもらい、周囲の人の助けが必要な場合は、血液が直接手に触れることは避ける。